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2024.2.17 2/17(SAT) CINEMA DAY <ENTRANCE FREE>

LOCUL×CINEMA AMIGO
CINEMA DAY

逗子(神奈川)で映画を切り口にしたカルチャーコンプレックスCINEMA AMIGOと LOCULがコラボレーションした映画上映イベントを毎月開催!!

日本のインディーズ監督の作品を上映の他、サステイナビリティや教育など社会的メッセージのある作品を上映します。
LOCULでの人の集まりがより有機的繋がりになる、映画と語らいの場になります。

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2024.2.17(SAT)
START 17:30 [ENTRANCE FREE]

FILM #11: ひとにぎりの塩

and 石井 かほり監督+長島源(CINEMA AMIGO) TALK SESSION

守り継がれていくものがここにある―
「奥能登」と呼ばれる能登半島の最北端でただ黙々とつくり続けられる「揚げ浜塩」。 海水を汲み上げて、天日と風の力を借りて乾燥させ、平釜で昼夜焚き上げるという途方もなく手間のかかる製法が、日本で唯一受け継がれている場所があります。 石川県珠洲市仁江(にえ)海岸。

人間が生きてゆくために不可欠な「塩」。
かつて日本各地で生産されていた「塩」は「より安価で安定した塩を自国で供給すること」を目指し、1905年、国による専売制が始まりました。以後、戦争や戦後の高度成長で大量需要を満たすための技術開発が繰り返された結果、古来より続く製塩技法「揚げ浜式」はあえなく姿を消しました。時世に合わなかったのです。

しかし歴史の奇跡により、日本で唯一作り続けられていたのが、雄大な日本海を臨む「奥能登」珠洲でした。 この地でひたすらに続く塩づくりが、今を生きる私たちに語りかけるものとは…?

ナレーション:はな
監督:石井 かほり
制作:ヒバナ・エンタテインメント
2011/90分/日本/ステレオ
©映画ひとにぎり制作上映委員会